
平成29年8月27日(日)、篠山市からの依頼で、
保健衛生推進協議会の会員対象に丹南健康福祉センターで講演を行った。

まず自然界で起こる不可逆変化から、
ティッピングポイントについて説明した。
本論では、気候変動がミランコビッチサイクルで説明できることや、
現在までの気候変動から地球温暖化が
気候に取り返しのつかない事態を引き起こす恐れがあることについて解説した。

最後に、篠山市は黒豆や、山芋などの特産品で有名な地域なので、
地球温暖化で懸念されること、緩和策と適応策などにも触れた。

講演時間は80分。参加者は篠山市長および会員57名の計58名。
篠山では例年より1週間早く米の収穫が始まっているそうで、
予定の6割ほどの参加者であった。
回収されたアンケートでは、「大変有意義であった」が3名、
「有意義だった」が6名、「普通」が1名、
「既に知っていることだった」、「役に立つとは思えない」が共に0であった。
内容的には、もう少し農業に関することを増やせば良かったと反省している。